戦国と埴輪のコラボ
お城エキスポに行ったりしているが、実はお城はおまり知らなくて、相方や知人に付き合いで見ていたらちょっと興味を持つようになった。
それで、そろそろお城の知識も少しついてきたので、「のぼうの城」を見てみる。
水攻めが!!
一番の見せ場だからダイナミックに誇張しているけど、現実で大変な災害が多いので、その表現に結構ヒヤヒヤしながら見てしまう…
(同じ樋口真嗣監督作品の「日本沈没」(リメークの方)もなかなかだけど…特撮で名を上げた人だからな)
まあいろんなシーンがあって、野村萬斎もすごく素敵なのだけど、私が一番衝撃的だったシーンはこちら。
は、埴輪!!!
石田方が水攻めにあたって、農民を金で雇って堤を築くシーンがあって、おもむろに埴輪が掘り起こされて壊されてしまう。
戦国より圧倒的に古代史好きなので、何やってんだ農民コノヤロー!!となった(笑)
のぼうの城こと「忍城」があるのは埼玉県行田市。
そして、同じ行田市内には「さきたま古墳群」がある。
この古墳群の中に石田堤も残っているようなので、古墳も陣地の内だったのだろう。
そして、掘り起こせば埴輪やらが出てくるだろうということで、こんなシーンが加えられたのも分かる。
戦国と古代の異色コラボに不思議な気持ちになりながらも、行田ってすごいアツイ!と思い、まだ行けていないさきたま古墳群(&忍城)に来年こそは行ってみようと思う。
少し前にこんな動画を見つけてすごく見入ってしまったのでここに貼り付けておく。
(画像は出ませんが…)
行田市はにわの館では埴輪作り体験ができるらしく、ぜひチャレンジしてみたいのだけど、この動画の埴輪づくりの手際の良さが素晴らしい(笑)
現代の埴輪職人。
結局、お城を見ようとしても、自分の領域に戻ってしまうんだな…