小伝馬町の十思公園
小伝馬町駅の出口すぐのところにある石碑。
かつてこの場所には牢屋敷があり、吉田松陰が最期の時を迎えた場所でもある。
とはいえ、
私は吉田松陰のことをあまり知らない。
想像を超えた半生、
同時代への絶大な影響力、
そして現代においても「先生」と呼ばれ、多くの人が敬意を表している
そんな人をなんの研究もなしに、
「吉田松陰?知ってる知ってる!」
なんて言えるものだろうか…
私が知っているのはこの地で最期を迎えたことだけ。
駅から少し行ったところに十思公園という場所があり、松陰先生の碑が建っている。
この歌が刻まれた碑の前に、いくつも献花がされていた。
その様子ががどうも墓石に思えて、写真を撮るのが憚られた。
この場所で人形焼を食べる。
歴史の重みなどつゆ知らず、何人もの子供たちが元気に遊んでいる。
ほどよく甘い。